カラーをしたことがある人は一度は考えた事のある悩みでは無いでしょうか。
黒染めをしたことない人は単純に髪が黒くなるだけ、という認識を持つ人も多いと思います。
そこでちゃんと知られていない黒染めについて紹介していきたいと思います。
なぜ黒染めはダメなのか。
そもそも黒染めって何?
黒染めは黒いカラー剤で髪を染めることです。主にカラーやブリーチ履歴のある明るいトーンの髪の毛を黒くしたい理由で使われます。
メリットデメリットは?
メリットは良くも悪くも色落ちしないことです。また黒染めの最大の特徴でもあります。
黒染めは通常のカラー剤とは比にならないほど、染める力と定着しようとする力が強いです。今後、明るくする予定がある人や、してみたい人にとってはとんでもないデメリットになります。
カラーと黒染めの関係性
一度黒染めをすると、その染めた部分はブリーチをしても元の明るい髪色に戻ることはありません。ブリーチで色が抜けないわけではないですが、ブリーチをすると必ず茶色くムラになり、ブリーチをしているのでダメージが凄まじく髪の状態も最悪です。今後、他のカラーを考えている人はやらないほうがいいと思います。
上の写真は黒染めの履歴がある髪に2回ほどブリーチをした写真です。
毛先に履歴があるため根元との明るさがはっきりしています。
乾かしても中間の部分が黒く見えるのがわかると思います。
市販の黒染め 美容院の黒染め
主な違いは、
1 塗った時にムラになるかどうか 2 黒染めの比率をコントロールできるか
3 ダメージ量
です。
塗った時にムラになるかどうか
市販黒染め
基本的に、自分もしくは美容師以外の人が塗る事になるため、だいたいムラができます。
主に内側が濡れず、表面に強く濃い黒が残ります。その結果として、光が綺麗に反射せず、たとえ髪質が良かったとしても艶が出なくなってしまいます。
さらに、もし明るくしようとブリーチをした時に、そのムラが茶色く浮かび上がってきます。もしこのムラをなくしたいと考えるなら、その部分をカットしなくてはならなくなります。
美容院黒染め
美容師が丁寧に黒染めするのでムラが生まれづらいです。全てが均等に同じ色になるので光が綺麗に反射し、艶がしっかりと出てくれます。
市販の黒染めよりダメージも少なく必要以上に髪を痛める心配もないです。
黒染めの比率をコントロール出来るか
市販黒染め
基本的に、黒染めの薬剤の配合をコントロールすることはできません。黒100%の黒染めで髪を染める事になるので不自然だと思われるほどに真っ黒になることもあります。
美容院黒染め
美容室で黒染めをする場合は、美容師が薬剤を調合しますので、色合いなど黒染めのバランスをコントロールすることが可能です。
ダメージ量
市販黒染め
カラー剤の中にトリートメントがほぼ含まれていないので、髪がかなり痛みます。
トリートメント成分ががないことで薄まらず、必要以上に色が濃く入ってしまいます。これが次に明るくしようとした時に大きな問題になるのです。
美容院黒染め
美容院で黒染めする場合は薬剤でトリートメント成分が配合された物や、美容師がカラー剤を調合して強さを決めるので、髪の状態に合わせて強さを調節できます。
まとめ
黒染めについて忘れてはならないこと
一度してしまうと綺麗な明るいカラーにはできない
黒染めしてしまうと色落ちしない
黒が強すぎて他のカラー剤が入りにくい
黒染めしたくなったら市販のカラー剤をできるだけ使わず、まずは一度美容室で相談してみてください。
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